業務運転開始前講習
業務開始前講習は、受講者の運転見極めと、業務運転で交通事故を起こさないための基本的実技講習となります。
訪問講習は、原点回帰講習修了後に路上講習を行います。
▼【雑誌等に掲載された紹介記事】
安全運転管理・運行管理者のための実務月刊誌
月刊 自動車管理 2020 4月号
新入社員の業務中の事故を防ぐ!安全運転講習
昨年夏に入社 編集部•宮本さんの受講体験記
新年度、仕事でハンドルを握り始めた新入社員の皆さんにとって、業務中の運転は、緊張や焦りの連続かと思います。今月は、幅広く安全運転講習を行う「大阪香里自動車教習所」で私の体験取材をもとに、交通事故防止の原点から指導に使えるポイントまでご紹介します。
➤ 私は、かつて每日マイ力一通勤をしていましたが、この7年間はほぼハンドルを握る機会がなくなつていました。
バック事故防止指導 4つのポイントを意識させる“わけ”とは、【実技指導テキスト】 実車を使った交通事故防止指導マニュアル~基本を見直す原点回帰講習内の補助動画 実技動画⑦【バック駐車指導】~4つのポイントを取り入れたバック駐車指導(行動指導)に理由・根拠の説明を入れた動画です。
動画での乗車指導は、原点回帰講習での座学(2動画)及び原点回帰講習実技(7動画)を実施した後での実践同乗指導となります。
▲クリックで動画を視聴できます。
講習内容は下記の表を基準に行います。
なお、未熟者レベルと判断しましたら路上には出ず不得意分野について繰り返し指導します。
★ 未熟者レベルとは~ 路上コースに移行するのには問題がある人
★ 貨物・バス・マイクロバスについては訪問講習(業務予定車両を使用)となります。
★ 下記の講習時間は基本の3~4時間コースですが、講習時間や内容につきましてはご相談に応じます。
★ 貨物、バス、マイクロの場合、基本講習時間は4時間となります。
内 容 | 香里自動車教習所での講習 | 訪問講習 | |||
座学(40分) |
意識度・認識度調査 |
意識度・認識度調査 |
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運転見極め診断 (30分) |
場内コース (講習車) |
訪問企業 周辺路上 (講習車) |
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原点回帰講習 (50分) |
場 内 (業務予定車両または講習車) |
訪問企業 駐車場等 (業務予定車両) |
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(判断基準) |
初心者レベル 一般者レベル |
未熟者 レベル |
初心者レベル 一般者レベル |
未熟者 レベル |
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▼ | ▼ | ▼ | ▼ | ||
路上講習 (70分) |
周辺道路 (講習車) |
場内コース (業務予定車両、コース内は 講習車) |
企業周辺道路 (講習車) |
訪問企業 駐車場 (業務予定車両) |
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不得意講習 (30分) |
周辺道路 または 場内コース |
周辺道路 または駐車場 |
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まとめ(20分) |
「体感」「気づき」「実践」に向けて。 |
「体感」「気づき」「実践」に向けて。 |
受講者自身と車というものを再認識していただきます。
≫ 業務運転車両の認識
≫ 死角 ≫車両感覚(前後左右)
≫ 低速時の停止距離(前後)
等を知っていただくことで、
≫速度と安全確認との関係、
≫「停まる。確認する。やり直す。」
ことの重要性を理解していただきます。
バック時の停止距離体験
受講者の反応時間を測定し、計算上と実際の停止距離を比較体感していただきます。
車両感覚
自身の車両感覚はあてにならないことを体感
参考動画 「原点回帰講習」バック時の急制動
20歳代 反応時間(指操作) 0.61秒
≫ 時速6km/h 計算上の停止距離 1.22m
(空走距離 1.02m + 制動距離 0.2m)
◆体験講習 バック時6km/h での停止距離は、
≫ 踏み替え時➡ 1.12m
≫ 構え 時➡ 0.79m
▶指導用参考ツール
原点回帰講習用
「反応時間測定&停止距離計算」ツールは、「車は急に止まらない」ことを意識してもらうための指導・教養ツールです。
特徴として、反応時間測定と停止距離計算が一画面で測定と計算ができます。(30.4公開)
重点指導を依頼される場合は講習予約時にご連絡ください。
また、新入社員の方の団体講習にも対応し、私どもが訪問し業務車両を使用して指導します。
新入社員が苦手としているバック駐車方法・誘導方法をわかりやすくした動画です。
バック駐車時の車の誘導は、基本をマスターしておけば後は応用で対処できます。
指導の参考にしてください。解説内容は下のボタンをクリック
●交差点の通行方法
原点回帰講習を基礎に、道路幅員の錯覚、カーブミラーの逆転現象と死角を通じて二段階停止の必要性を体感していただきます。
また、不得意分野については反復指導します。
道路幅員の錯覚、
カーブミラーの逆転現象と死角
不得意分野の反復指導
●走行時、停車時の車間距離
原点回帰講習で、停車時の前車との車間距離の体感と実践、また路上走行で目測車間距離と実測車間距離をしていただくとともに、新入社員の苦手な車線変更等の指導も実施します。
停車時の車間距離
走行時の目測と実測の車間距離
≫ 路上講習には、車間距離計、ドライブレコダーを登載した講習車両を使用します。
▼ Aさん
・運転中の死角に関しては、これほどにも見えていない空間があることに驚き左右の確認や、巻き込み確認、ミラーのチェック、自分の目でのチェックが重要であることを気づかされた。
・視界の悪い住宅街での交差点では、急に人や自転車、また車があり曲がり角で一旦停止しただけでは相手側からは死角になっていることもあり改めて二段階停止の大切さを感じた。
▼ Bさん
・普段細かい意識を持って運転を出来ていなかったと感じた。
特に、サイドミラーやバックミラーのみで目視を怠っていた等、車間距離のとり方や、幅寄せする際の注意点など基本的なマナーを再度認識することができた。
・この教習で学んだことを今後の営業活動における運転で活かし、無事故を心がけたいと思う。
▼ Cさん
・車間距離が狭く、相手に威圧感を与える運転をしていたので、もう少し車間距離を広くとり、余裕のある運転を心がけたい。 ・信号などでの停車時は、ブレーキを踏むだけだったが、事故防止のため、ギアをパーキングに切り替えることを忘れず行いたい。 ・車幅を理解していないので感覚を身に付けたい。
▼ Dさん
・目印を決めるなど、感覚だけに頼らず正確に運転する方法を学ぶことができ、常に誰かが横に乗っているつもりで、改めて安全運転を心がけようと思った。・正しい運転をもう一度教えていただくことで、変な癖が付くことを防げた。
免許取得時よりももっと具体的な質問をすることができた。
▼ Eさん
車の死角・車間距離を実際に計測した後、苦手とする駐車の仕方を学びました。
学生のときにはあまり実感できていなかった車の死角・車間距離は、実際に計測することで実感がわき、日ごろの運転においても充分に注意しなければならないと感じました。
駐車の仕方は一番ミスの少ないやり方を教スていただいたので、現在、駐車の際には教習所でならったやり方で極力行っています。
講習には、当チームが作成した講習ノートを使用し、実技講習中に指導員が指導したこと、自らが気づいたこと等を記載してもらいます。
● 依頼企業様の要望内容があれば、追加掲載もできます。
また、バック事故防止など特化した内容を希望される場合は、講習ノート内容を変更して使用します。
受講者の方が作成された「講習ノート」のコピーと「講習結果評価表」を訪問してお渡しするか送付いたします。
また、ドライブレコダーの映像データが必要でしたらお渡ししますので、お申し出ください。
ご希望により講習後1年間、受講者の方のサポートをさせていただきます。
▼期間は、講習後1年間( 8回 )eラーニングISYSを利用して
○ 課題・問答式(5回) ○ Webテスト 2~9択(3回)
~ 課題 ・問答式は 1回 5問 の記述式
お手元のパソコンやスマートホンから入力していただきます。
詳しくは、講習後のサポートをご覧ください。
■ 結果は、管理者の方にFAXまたメールでその都度報告させていただきます。
講習終了後、■月に実施 | |||||||||||
1ヶ月目 | 2ヶ月目 | 3ヶ月目 | 4ヶ月目 | 5ヶ月目 | 6ヶ月目 | 7ヶ月目 | 8ヶ月目 | 9ヶ月目 | 10ヶ月目 | 11ヶ月目 | 12ヶ月目 |
交通事故を未然に防ぐ | ||
原点回帰講習 | 貨物車&バス・マイクロバス向け 原点回帰講習 | 業務運転開始前講習 |
的を絞った | ||
バック事故防止講習 | 追突事故防止講習 | 出会い頭事故防止講習 |