某企業の「車両保険費用の公平性」
を目的とした自社内コンテストの概要
支店・営業所に安全運転に対する温度差がある。また、社員の意識づけを図りたいと考えているようでしたら「安全運転コンテスト」の検討してみてください。部署別間で安全運転を競えば効果があります。
下記事例は、社内事故の分析と運転記録証明書データを基にコンテストの実施により交通事故が減少した事例です。
■ コンテストに至る経緯
車両保険費用 ~ 公平性に欠ける。~
「無事故・無違反の優良部署」も「複数回交通事故を起こしている部署」も次年度の保険料割増に対するペナルティーは、同等に按分され、公平性に欠ける経費按分となっている。
■ 目 的
○ 会社の永続を妨げる要因ともなりうる交通事故、違反の一掃を図る。
○ 部署間の経費に関する公平性を維持する。
◆ 対 策
運転記録証明書と社内事故データの活用
○ 20年度から支社間コンテスを実施
~ 人身事故(第1当)事故及び交通違反が減少
○ 22年度
マンネリ化により事故が増加に対する対策
~ 社内事故を分析
・多発事故の追突、バック事故を抑止目標に設定
自社内コンテストは継続し
・追突→事故要因となる携帯電話違反の減点を2倍
・バック事故→同事故を起こした場合は減点を2倍
◆ 効 果
≫携帯違反が半減すると、追突も半減
≫バック事故が減少すると、停まる、確認する
信号無視、通行禁止、一時不停止違反も減少